定年退職後の健康保険

退職すると今まで加入していた健康保険組合の資格を喪失し、健康保険が使えなくなります。
そのままだと医療費が全額自己負担になってしまうので健康保険に加入する必要があります。

選択肢としては、

  1. 国民健康保険
  2. 今まで加入していた健康保険組合の「任意継続被保険者制度」
  3. 配偶者等の健康保険組合の「被扶養者」
  4. 再就職(常勤契約等)して就職先の健康保険に加入

あたりが選択肢になるのですが、とりあえず配偶者は無職、まだ再就職先は決まっていないということになると選択肢は1,または2.になります。

ここで重要になるのは費用になります。

  1. 国民健康保険の場合
    費用の算出方法ですが、横浜市の場合は以下の横浜市のサイトに記載があります。

また、以下のページにエクセルの保険料簡易試算表がありますのでこれで概算が出せます。

各自治体のHPに似たようなものがあると思いますが、以下のサイトでは都市を選択して試算は可能です。

試しに横浜市のエクセルと国保シミュレーションで試算してみましたがそれほど大きな違いはありませんでした。

  1. 今まで加入していた健康保険組合の「任意継続被保険者制度」の場合
    この制度を利用するためには2ヶ月以上加入していたことと、加入期間は最長2年という条件がありますが、退職前とほぼ同じ給付を受けることができます。
    保険料は各健康保険組合によって異なるかと思いますが、今まで会社が負担していた分も支払う必要がありますのでおおよそ退職直前に支払っていた分の2倍ぐらいかと思います。

私は国民健康保険と任意継続での費用を比較して任意継続で今までの健康保険組合に加入することにしました。